アンゴルモア元寇合戦記がおもしろすぎて辛い
おもしろすぎるのに話題になっていないのだろうか?
昨今の作品群の中では飛びぬけて面白いと思う。
敵のモンゴル軍が
偉い敵ほどきちんと頭が良くて人情や考えがあるところがやっぱり良い。
自分を身を挺して守る部下に対して
「私は部下に恵まれている」ときちんと言えるところがすごい。。
さらに重要な人物の死がきちんと重い。
「私はこの戦いにいまだ迷っている・・・・対馬はどうなる!?・・・・
この死はどこにいく!?・・・」
という最期の台詞。台詞なのだけれど、実際は咽喉から息が出るだけで言葉になっていない、
という表現がされ
主人公の「じんざぶろう」は
「お前を無駄にはしない・・・・これからの男だった」
と言う。
戦の中で生きざまを見出す男、
戦の虚しさを、熱さを描き、
文武というものを本当に考えさせられる。