ドラゴンボール超の映画が実は名作。
ブロリーの映画。
「ドラゴンボール超 ブロリー」
ドラゴンボールでテンション上がるかな( ̄▽ ̄;)・・・と思いながら借りてしまったがみてみると、なるほど〜と驚いた。
映画の予告がよくなかっただけ。
作画も最も面白かった時の描き方と鳥山明先生のタッチを踏襲するような意志がみえる。
そして、ドラゴンボール、スーパーサイヤ人、フリーザ
さらに「超」の部分で登場したスーパーサイヤ人ゴッドと
身勝手の極意などの武道の心得、、、
その強さが、明らかに成長として戦いの中で見られる描写があるのだ。
こんな風にして強くなったな〜と思えることはあまりなかった。
(だいたいいつも何かを守るため、失った怒りなどで強くなる)
バトルシーンの戦い方も、悟空とベジータ、ブロリー、それぞれの属性がきちんと動きに現れていて感心すると共に、
プロレスをみてワクワクするような超常のバトルがいい感じで描かれている。
監督、脚本などのスタッフ陣の手腕がすごい。
フリーザが惑星ベジータを指一本で破壊するエピソードが描き直されていて
まさにガンダムのコロニー落としのように重層的に悲劇が深掘りされていて、
描き方のテイストが興味深い。
親父「バーダック」の奥さん「ギネ」の声がチチと同じというサービスも感慨深い。
ドラゴンボールもこうして繰り返す歴史を描いているのか・・・。
人は同じ過ちを繰り返す・・・と共に同じ愛を繰り返す、のだろうか。
単なるオマケ映画ではなくしっかりとした話として位置づけられる
良い映画。