女性芸人No.1決定戦「THE W」優勝の「3時のヒロイン」福田麻貴が実はすごい!本物のシンデレラの誕生か?
女芸人No.1決定戦THE W(日本テレビ)
が今年もやってきた
2019年の優勝はトリオの「3時のヒロイン」
これがいろんな意味でおもしろかった。
そして調べるとさらにおもしろいことがわかる。
なんと「3時のヒロイン」の福田麻貴さんは
同じく決勝進出の「つぼみ大革命」の
元メンバーで今も構成などをしているのだ!
「WOMAN」(女性)の「W」
であり年末近くに2017年から毎年ゴールデンで放送している。
なんと、アメリカなら性差別にあたりこんなものできないから自由で寛容な国だ、と批評する評論(デイリー新潮)や社会学者がいたり、
「友近さん」が出場者の少なさを嘆きながら本人はマネージャーの小道具忘れで欠場となったり、
といった事件。
松本人志さんは女はとてつもなく笑いに不利だ、と昔から言っていたことをどこまで覆せるのだろうか。
「ゆりあんレトリィバァ」さん(とりあえず小さい「イ」が打ち辛すぎてみんなレトリーバーで打っているようだ(⌒-⌒; )
は優勝してから本当におもしろくなるまでがかなり見もので2018のR−1ぐらんぷり(ピン芸人のお笑いコンテスト)で準優勝した時がすごかった。
そこからはシリアスな闇営業の聞き込みインタビューにボケ倒した姿勢が語り草になっていたり、アメリカの「アメリカンズ・ゴッド・タレント」にて角刈り水着で意味不明なダンスをして時代を切り拓いている。
紺野ぶるまさんも毎回毒の多いネタで切り口がおもしろい。AKBをいじったネタを謝罪した事件も。
見た目のいじりや男女関係のネタばかり、と紋切り型のネタ作りにまで話題はのぼる。
女性芸人の時代は来るか。
2019年はどうなるか。
THE MANZAIの直後(2019年の今年は翌日がTHE W)に放送するものだからとてつもなく笑いのハードルが上がっている状態。
副音声や特別ゲストにHIKAKINさんなど、
ネタ以外の部分にも力を入れて
さらに優勝直後から日テレ系の番組に一気にゲスト出演が決まるという凄まじい構成
こうなってくると
審査側もそれを考慮しなくてはならず
もうブレイクしている「おかずクラブ」さんなどは難しくなるのではないか。
逆にこの方向に舵を切ったことが
番組を意味あるものにしているように思える。
女性芸人のスター誕生。登竜門的な位置づけにすることで「シンデレラ」という言葉通りのものになる。
採点直前の「はなしょー」さんの笑いを取ろうと強がる態度よりも
「3時のヒロイン」さんの方が圧倒的に高感度が高く採点に影響したように思える(個人的に)。
久本雅美さんが前のネタで演技の成長を絶賛したのに(ラストのネタではさらに演技の幅を見せた)最後に採点が入らず差がついてしまっていた。
「普通の言葉が怖く聞こえるようになる展開」と
アンガールズの田中卓志さんのすごくネタの構成を分析するポジションがおもしろかった(完全にあの番組ではあのポジションが笑える上に鋭い)
姑のいびりに殺意を覚える新妻が殺意丸出しでバトルになる「はなしょー」さんの一本目のネタは爆笑を取っていたし二本目の園児がままごとから熱い愛を語り出すネタなども盛り上がった。
「3時のヒロイン」さんはラストのネタで度胸のある意味不明なダンスを入れまくるネタで優勝を掴み取った。
個人的に注目すべきは
「つぼみ大革命」という
アイドルグループでお笑いをしているユニットで大人数なのだけれど
これを全員出演させたまま構成するところにフットボールアワーの後藤さんも驚いていた。
これの革新的なところは「営業呼びづらいですよね」のコメントの示すように
普通は存在できない力学の中で、本業はアイドルということでそちらで稼ぐことができれば多人数コントで存続できる唯一無二の存在になれるところなのだ。
「この店、スザンヌさんがきたことあるんですよ」
というスザンヌのチョイス。それを連呼して笑いをとるところにセンスを感じる。
で、冒頭の衝撃事実
「3時のヒロイン」福田麻貴(ふくだまき)さんは
元「つぼみ大革命」のメンバーでさらにネタを書いている、ということ。
ぶさいく担当といじられたりしていたアイドル時代もあり、
なんだかお笑いの中での「シンデレラ」感があり可愛くみえるのがおもしろい。
この事実を踏まえて見るとさらにさらにおもしろい。
祝え!
新たな「ヒロイン」の誕生である!
(仮面ライダージオウ風に(^◇^;)