「知識ゼロの男がガンダム脳でオートサロンに行った結果と発見」
「オートサロン2020」という
幕張メッセのイベントに急遽行ってきた。
(やはりトップ画像はコンパニオンさんに譲るとしよう(^◇^;)
モーターショーのような車に関する大きなイベントなのだけれど
「知識ゼロの男がガンダム脳でオートサロンに行った結果と発見」
をレポートしよう。
まずガンダムの新創刊雑誌
「GUNDAM FORWARD(ガンダム
フォワード)」
を読みながらモビルスーツ(ガンダムのロボット)の細かなディティールや設定にうなりながら会場に向かう。
かつてシャアのコスプレをしていたころ
ファンから
「モビルスーツに一番近いのは車っすよ。車でテンション上げなきゃダメっす
と言われたことを思い出す
男は大抵、車が好きで車にロマンを持っている。
その方が人生楽しく世界も広がるだろう、と
思い昔「グランツーリスモを買って勉強した」
でもあまりハマれず今に至る。
そんな男がオートサロン2020でなにを感じるのだろう?
私がまず感銘を受けたのは
展示されていた3台の車。
そしてそこに貼り付けてあるスポンサーのロゴ。その中にメッセージが書かれているのがあった。
それを見た瞬間、一つ一つのロゴに込められている技術者の想いが、フィードバックするように一気に意味を帯びた。
頭上のディスプレイでは目の前のクルマで
グランプリを勝ち取ったレーサーとチームのみんなが抱き合って喜んでいるのだ。
ゴール目前に
ヘッドライトを点滅させパッシングすることで喜びを爆発させているのも印象的。
そう、知識のない私にはこうしたF1レースなどは「余裕のある時だけ企業が力を注げる
お祭りのようなもの」だと思っていたけれど
技術者達のガチンコの夢の舞台なのだ、ということが心で理解できた。
そこには「情熱を注ぐもの達」がいた。
なるほど〜、と思い会場を回ると
コミケのコスプレエリアのように車が並んでは写真を撮られているものもいれば背景になっているものもいる。
コンパニオンのお姉さんの写真を撮るのも一興だろう。けれどそれはシャッターチャンスだったり絵的に華が添えられるだけで自動車の本質ではないだろう。その先になにがある?
LOTUSという会社のブースで興味深かったのが
主催するレース「LOTUS CUP JAPAN2020」全6戦の参戦募集していて参加費56万、スポット参戦の場合15.4万などが記載されているところ」
これが生々しく、さっきの技術者の夢に挑戦するならば予算を割いて自慢のチームを出場させてみる、というのは確かに熱い夢かもしれない、と実感できる。
少し奥に行くと
小さなバネの部品を作っている工場のブースがあり、これは!!!となった。
こんな小さな部品を誇りを持ち作り続けついに企業として認められて出展したのだ、という。
「お兄さんプリウス30に載ってんですか?」
乗ってるわけがない(⌒-⌒; )
乗ってるのは火の車だよ!!
火の車は乗り回してるよ!
「僕、全然車詳しくないんですが、小さな部品を作っていることに感銘を受けました
華やかない車はこうした部品の一つ一つがなくては成り立たないんですもんね」
というと
ブースの方は
「来年、来てください。私たちも来年は車を出展するんです!」と
語ってくれた。
情熱に触れられた瞬間だった。
こうしたパーツの細かいディティールも
存在すべくして存在しているというのがすごい。別にフィクションでそれっぽく作っているわけではない。
ヒゲのターンAガンダムのようなフォルム。
モビルスーツのデザインのような車。
メインステージが映し出されるモニターには
なんと・・・・
「富野監督!!?」
いや「サンプラザ中野くんだから!!ヾ(゚д゚ll)」(なおサンプラザ中野さんは、10年前くらいからサンプラザ中野くんに改名)
もうガンダム脳の私には富野由悠季監督にしか見えない(⌒-⌒; )
かつての猿岩石(有吉さんが組んでいたコンビ)の応援歌を熱唱していた。な、懐かしい・・・・
やはり私レベルでも名前を知っている車はオーラがある
あ、フェラーリだ!
・・・そして「マクラーレンが異常にかっこよかった」(シンプルなデザインが綺麗)
ダイハツは軽自動車が魅力的で日産やホンダなど大きなブースはやはりパワーがある。
カスタムデザインしたカーなどは
もはや「マッハGOGOGO!」
の如くである。
INGINGの美羽(みう)ちゃんというキャラクターがいて
こちらはなんとコスプレイヤーの「みかん」さんが美羽ちゃんになっている。(ブースの人談)
なるほどー。
初音ミクの「レーシングミク」もたしかにあったなー。
「シュピーゲル!?」
ネオドイツのガンダムシュピーゲルヾ(゚д゚ll)
いかんいかん、ガンダム脳になっている。
そして、「にゃんこ大戦争」がスポンサーになっている車など世相を反映しているし、
注目のサブスクリプションの
車定額サービス「KINTO」が
力が入っている(日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞2019)
メンテナンスや保険も全部含めて定額なのだ。うーむ、時代を反映している。
(これが一番かっこ良かった)
と、いうことで
全く知識がないだけに
新鮮な発見がたくさんあった、
「オートサロン2020」
車とはなんなのだろう。
ただの移動手段や文明の利器、だけではないのは確かである。
e MOTERSPORTSというe-Sportsのレーシング杯がやっていて初めてe-Sports観戦できたのも新鮮でした。
司会「おっとスリップを使うのか!」
(スリップストリームという前の車の後ろについて空気抵抗を減らして追い抜く技だというのは私も知っていた)
いや〜、車の世界も幅も奥も広く深い。