ジョジョの奇妙な冒険 第三部「本当に奇妙なエンターテイメントへ」 #jojo
ついに、ついについに三部突入!
スタンドの発動によりエンターテイメントするのだけれど
ジョジョ特有のエグい敵の攻撃!!
義手だからって手が取れたり、ザリガニが真っ二つになったり
とにかく痛いし、狂ってる・・・な、なんじゃあこりゃあ。
一部二部以上にそれが浮き上がる。
ホラーのようなスリル。
コミカルに敵がツンデレしていてもぶち殺そうとしているのでダークなのだ。
が、犬のイギーがでてしばらくすると
なんとなく全体が可愛くなってくる。
絵本、そして磁石で身体がくっついてしまい離れないまま危機を切り抜けなければならない辺りまでくると完全に独特のおかしさにわらけてくる。
そして気がついてみると絵のひとつひとつの描写がとんでもない域にある気がしてならない。
まるでピカソなどの画家が絵のタッチの遍歴を辿るようにいつしか、
まさに「美」で敷き詰められているように見えてきた・・・こりゃ奇妙だ。
さあ、昔の自分が読んでいるところまでついに追いついたぞ。
読み方が変わっている自分にも驚く・・・
表紙めくると書いてある荒木先生の一言からわかる
先生の作家としての潔さがすごい。
自分の未熟さを語り
忘れっぽさを語り、それゆえに過去や主義にとらわれない挑戦ができるという。
人間讃歌から生命の讃歌、
旅や冒険そのものへの好奇心、
木の実をあげるから続きを聴かせてよ・・・
いやーすごいな。
そこんとこ、よくわからんが、すごいってところか。
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=告知(お笑い・ボランティ活動・書籍など)=
「愛や夢」を大切に思うこと。
日本のサブカルチャーが熱病から醒めたドン・キホーテのように虚しいニ
ヒリズムに覆われないためにリアルに打ち勝たなければいけない。
無数の解釈から、ひとつの願いを語る勝手を少しだけ許していただきたい。(「たかがアキバ、されど秋葉原」より抜粋)