終戦間際のクーデター。終われない魂
朝日やら読売やらによく切り替わるが
たまたま読売で
好きな戦争の特集があって、
終戦間際で青年将校が終戦に抵抗して
天皇陛下の玉音放送の録音盤を奪おうとする
クーデターを起こそうとする。
そのあたりのギリギリの顛末も物語になっているという。
失敗に終わる
「この聖断に反対するということは
天皇陛下に反逆するということになるのだぞ!」
鎮圧し
陛下に褒められる。
しかし、その将校自身が
終戦の8日後に自決する。
いったい何を求め、
なにに散っていったのだろう。
彼らが求める国や幸せとはなんなのだろう。
戦争が終わった後も続いた
青年たちの反乱、
これは明治維新の時も同じである。
崇高な魂というのは気高く美しいが
怖く厄介なものでもあるようにも思える。
愛国心なのかなんなのかわからないが、
矜持や愛のようなものが根底にあるのが
それでもハッキリわかる時代である。
とりあえず新聞を読んでいて
ハッとなった。
こんな歴史があるなんて人間とはすごい。