NHKの「100分で名著」アンネの日記に泣く「心の内側」
やはり この番組は最高だ。
アンネが恋をする。そして、盛り上がるスタジオのトーク、
アンネの恋人、ペーター
「ペーターも亡くなるんですか?」と伊集院さんが問う。
ペーターも連行されて死んでしまうことを知らされた時の
伊集院光さんが一瞬みせた、悼む顔に泣いた。
恋人と二人でいるときのアンネの日記の表現。
「これまでだれも触れたことのないほど深く、わたしの感情に触れました。彼はわたしをとらえ、中身を外に、外面をなかに、裏返しにしてしまいました。」
この表現のなんと的確なことか。
中身を外にとは、心の中の好きがどこからみてもわかってしまう、こと。
外側が内側にとは本来形のないものであるはずの愛が外に出て、形ある有限な世界が空虚に内側に閉じ込められること。
少女の感情を言葉にできることがすごい、と伊集院光さんはいう。
その通り
誰もが知っている心に世界の美しさがある。
心の 先に成熟というものがある
とは僕も最近まではハッキリ自覚しなかったが、それは大人の愛の仕事。
ともかくも、いい番組だ。
やはりホズミシュラン☆☆☆です。
なんだよ!ホズミシュランって!!(´Д` )