デート~変とはどんなものかしら~第8話 #fuji
変と恋とは似ている、とはよくいうが
あの変な設定のために
報われない無数の想いが犠牲になっている。
谷口巧のように昔僕も恋愛は無意味だなーと思ってましたw
と、いうのもあまりに恋愛至上主義で
そのわりに下賤な風俗が蔓延っているのにとてつもなく反発していたからである。
下の方にある「赤いマフラーは愚者の徴」は
その僕が後に辿った人生を書いたものである(宣伝かよ)
今回は名シーンが多かった。
巧が相手のためを思い
「行ってきなよ」と杏ちゃんを送る。
相手のためを想うことのできる巧は男だ。
そして杏ちゃん(依子さん)の
「恋を、したいです」
とついに蓋をされていた心が解き放たれる。
恋を知らない人生、と
恋に引きずられて自分の人生を生きられなかった人生、
どちらが良いのだろう?
ただ、どちらも愛する力のなさが引き起こしている、とも言える。
あんまり考えすぎるのもなんなので、
「一人で食べるチョコ」の切なさに泣き、
無茶苦茶な展開に笑い、
結末をワクワク待つのがいいでしょう。