真田丸と時の流れ
真田太平記の小説終盤に来てついに
おお、やっと真田丸が出てきた(;'∀')・・・・
なんとなく真田の意味がわかる気がしてきた
あまりに長い時の流れとあまりに短い人の一生、
時の流れは荘厳であり、
その前にはあらゆる想いが大きな川の流れとなり心に満ちてくる。
あの時であった、人物は最後にどうなるか
最後の最後で味方になり、敵になり、
傍に仕えて死んでいく、
とりわけ真田の物語は捉えどころがなく、
明確な手柄や戦績を探すのが難しい、
それゆえに生き様、
小さなものへの温かいまなざし、
に目を向けることになる。
負けると知ってて立ち向かう、というのはもはやカッコいい戦の
燃えワードとなってしまうが
それを丁寧に解きほぐすと
大事なものが見えてくる。
そして、関ヶ原もふくめ、本当は結果がわからない戦いであった戦の妙がみえる。