ふと、るろうに剣心の斎藤一を思いだした。
ふと、斎藤一を思いだした。
るろうに剣心の新選組の志士なのだけれど、
彼はいう
「何人たりともこの壬生浪を飼うことはできない」
これはどんな道徳も
規範も縛ることはできないという矜持であり
まるで哲学者ニーチェのようだ、と思った。
「お前のすべてを否定してやる」という
緋村剣心に向っていう決め台詞が昔から大好きなのだけれど
これようするに相手を否定したいわけではなく
その正義ではなにも守れない、という確信なのだ
世の中の道徳、
規律、
今は本当のことが、さらけ出された時代
その時代に戦える正義とはなんだろう。
それは自由、なのだと思う。