半沢直樹ものまね「ダメ沢直樹」は人生を倍返しする「ポケットの中の闘争」〜最弱人生の変え方〜

半沢直樹など堺雅人さんのコスプレものまね芸人ウェルダン穂積が、金も時間もない最弱の人生を、アニメ、映画、読書、YOUTUBE、その全てでライフハックして人生を変えるために奮闘しています!

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ゲド戦記(3回目)

まったくもっておもしろいじゃないか。
むしろつまらないところがないくらい。

「結構好き」と書いたが
違う。
「かなり好き」である。

最後の敵に同情するシーンというのを見て思い出した。

「クモ(敵の親玉)・・・お前は僕と同じだ。
闇をみるあまり光から目を背けていた・・・

クモ・・・誰だって死は怖いんだ!」(アレン)

とにかくはじめから終わりまで深くて暗くていい。

ただひとつゲドにもコクリコにもいえると思うが
映画館で思ったのが

色が単色過ぎて映画のスクリーンで見るとベタっとする印象はいなめない。
テレビでみるとここはまったく気にならない。

ようするに海とかマントの色とか、細かい陰影をつけているわけではないから
ベタっとするということ。
でもこれはアニメを見すぎていてこまか~い描写(これがリアルとは限らないが)
しているものと比較してしまうからいけない。

「命を大切にしないやつなんか大嫌いだ!」(テルー)
もーこれこそこの映画の代名詞的なせりふだろう。

これのいったいどこがよくないというのか。
羊の子供を親の前に放ち
一人で涙を拭うテルーのなんとやさしく悲しいことか。

草原で歌う彼女の歌を聞き涙するアレンのなんと孤独なことか。

「ここにいちゃいけないんだ僕は」
「違うの、あの時はごめんなさい」
「いや、やつらが来てしまうから」

きちんと相手の心を汲んだ言葉のやりとり
そして一人発ったアレンは分かれ道で

「どっちにいっても同じだ・・・」
「・・・・・行き止まり」

たしかに最後に竜になる意味だけはわからない、が、
未知なる力が働いたとしかいえないだろう。

だってテルー死んじゃったんだから。
光に救われたとしか説明のしようがないので説明はいらない、としか言いようがない。

やっぱゲド戦記おもしろかったから
もう一回コクリコ坂リベンジしたくなってきた
☆ヽ(▽⌒*)