猫の恩返し「大切な自分の時間を生きるということ」
アキバ大好き!祭りの
レポートを書かなくてはいけないところ、なのだがあえてここで
こないだTV放送していた猫の恩返し
のテーマを話したい。
フワッとしたストーリーしか覚えていないという人が多いと思うが
最後につたえられるメッセージはとても硬質なもの。
「猫に餌をあげて助けたのも
迷い悩んでいた日々も、全部大切な自分の時間だったんだ」
と気づく主人公のハル
大冒険の翌日、いつも寝坊しているハルは
早起きして朝食まで作り紅茶を入れ、友達と映画をみにでかける。
友達のゴシップや男の話に
「なんか、どうでもいいや」
と興じることなく
浮ついたものに自分を失うことをやめている。
これは、大切なものが見えている状態なのだと思う。
興じること自体がつまらないことではないのだと思う。
嫉妬や負の感情で振り回されていることに対して置かれるべき視座
猫を助けること
迷うこと
どちらも能動的にあろうとすることとして捉えることで
自分の時間を生きることができる
必要になったら訪れることのできる猫の事務所とは
ファンタジーの世界なのだと思う。その中にある力強い
言葉なのだと思う。
先日のアキバ大好き!祭りの中にも
生きるべき自分の時間はあるだろうか。
次回、第四回アキバ大好き!祭り2013夏
に続く
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=告知(お笑い・ボランティ活動・書籍など)=
「愛や夢」を大切に思うこと。
日本のサブカルチャーが熱病から醒めたドン・キホーテのように虚しいニ
ヒリズムに覆われないためにリアルに打ち勝たなければいけない。
無数の解釈から、ひとつの願いを語る勝手を少しだけ許していただきたい。(「たかがアキバ、されど秋葉原」より抜粋)