最終話の明日、ママがいない「子供のプライドを守るというエゴ」 #ntv
すごかった、最終話。
まー感動して泣こうかなーと思って泣いていたのだけれど
最後の方に描かれたものはすごかった。
「何もない私たちに残っているものはプライドだと思うんです。
プライドは、自分だけにしか、守れないものなんだと思います。」
この台詞の後
芦田愛菜は偽りの養子になる。
それは本当の子と親を信じさせて愛するというもの。
ポストのやさしさと強さが見せた愛の形。
だが・・・それを三上博史が最後に壊す。
「子供が壊れるくらいなら大人が壊れろ!」
その理由は、ポストが母の顔色を窺って生きていくことを選んだことへの怒り。
「この子はあなたの顔色を窺ていた。
この子はあなたの子供ですか?・・・・」
泣きながら応える。
「いいえ、違います。ごめんなさい。」
そして、魔王(三上博史)はエゴを通す。
「お前がいないと、俺が寂しいんだ」
この展開はすごかった。
普通この場合ラストは魔王が寂しさを受け入れて
ポストの幸せを認める。
それを壊し、
プライドを捨てようとしたポストのプライドを守った。
とてつもないハッピーエンドだろう。
プライド、か・・・。
俺も守れるように頑張ろ・・・。
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告知(お笑い・ボランティ活動・書籍など)
「愛や夢」を大切に思うこと。
日本のサブカルチャーが熱病から醒めたドン・キホーテのように虚しいニ
ヒリズムに覆われないためにリアルに打ち勝たなければいけない。
無数の解釈から、ひとつの願いを語る勝手を少しだけ許していただきたい。(「たかがアキバ、されど秋葉原」より抜粋)