『震災を題材にした作品「コッペリオン」ってなに?』
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秋葉原お掃除「ゴミーティング」の時に
アキバ大好き論壇部「アキ論」として論壇を構築しているんですが、
その時に、アニメ作品として震災を扱ったものってなに?と・・・・なり
東京マグニチュード8.0は有名だけれど、
あれ?他に何か・・・
で、ZAPUNIというショートアニメプロジェクト、
と、ネットで調べると「COPPELION(コッペリオン)」というのに行きつく
これなんと東京で地震が起きお台場にある設定の原発がメルトダウンした、という話。
しかし連載は2008年からヤングマガジンでやっている。
そういえば、震災当時、まるでそれを予見していたかのような作品があるって一時噂になった
気がする。それがこのコッペリオン。
コッペリアという動く人形のバレエ劇と
放射能を吸着できる元素として「イオン」を繋げた元素名「コッペリオン」
を持つ少女が主人公
なんとアニメ化していて、アニメ化の際にあまりに紆余曲折があり、
重要な固有名詞を伏せすぎて低評価となっている。
けれど、
チラッと見たら、アニメのクオリティが高い(;'∀')
(花澤香菜さんでとるで(;'∀')
重要となる、廃墟となってしまった東京の書き込みと
自らを人形と呼ぶ、少女たちの活き活きとした表情、
それまでそぎ落としても残る何を伝えようとアニメ化したのだろう、
と僕は思う。
劇中主人公の一人「荊(いばら)」はいう
『あたしそういう、難しいことがよく分からないんです
でもわかっていることが一つだけあります、それは、今日も空が
きれいやってことです だから別に悲しくありません』
難しいこと、というのは大人が起こしたことの犠牲も、尻拭いも
若者に押し付けてしまうことへの罪責感など。
東京で起きた(という設定の)
惨劇から20年(という設定)
・・・
『20年前に東京でなにがあったか、もう忘れてしもたんか!!』
と叫ぶ荊(いばら)
次回「3.11とはなんだったのだろう?」に続く