半沢直樹ものまね「ダメ沢直樹」は人生を倍返しする「ポケットの中の闘争」〜最弱人生の変え方〜

半沢直樹など堺雅人さんのコスプレものまね芸人ウェルダン穂積が、金も時間もない最弱の人生を、アニメ、映画、読書、YOUTUBE、その全てでライフハックして人生を変えるために奮闘しています!

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映画「ラ・ラ・ランド」ネタバレあり編「夢追い人に乾杯を」

 

と、いうことで「たかが映画以下略」のコーナー

 

ラ・ラ・ランドのネタバレあり編

 

 

夢い追い人に乾杯を、と歌うシーン

 

どれほどそれが惨めで愚かでも、

どうか夢追い人に乾杯を、という歌詞は胸に迫る

 

それはピースの又吉さんの小説「火花」の芸人達すべての敬意のようでもある。

 

途中途中の楽曲自体もなんかすごくよかった気がしますが

(特にバンド組んでライブで歌うときのスポットライトバーンのあの歌声は超カッコよかった。

その後のシーンで、あんなバンド組むのがあんたの夢なの!と迫られるから

あれ、あれで感動しちゃいけなかったの(;'∀')と思った)

 

結局あの話、

バッドエンドだったのかなんなのか。

 

どちらも夢をかなえた点で、

最悪ではないし、子供と接するあの幸せをみると、

 

あの恋愛自体は切ない終わりを迎えたけれど、

互いに夢を選んだゆえにかなわなかった恋ですが、その代償に大きな夢を得た、

と考えられる。

 

大人の見方をすれば、人生で一度ある大恋愛、ただそれだけ。

 

ネガティブな見方をすれば、夢を手に入れたとしても、あの恋の代価に適うものだったのか?

・・・ということではないか。

 

少なくても同等の価値があるくらい、やはり一時の恋とは尊いものであり、

なにものにも測ることはできない。

 

夢、他人の評価軸に合わせ、自分を磨き手に入れる地位と名声、

 

恋、自分の高揚した感情にまかせ押し進める幸福、

 

どちらが正しいも、どちらが賢い、もないのだろう。

それは結果論でさえないのではないか。

 

ただそんなすべてが愛おしく思える。

 

それがこの映画のメッセージなんじゃないだろうか。

 

まあ、なんにせよ、刺さるねーこの映画は。

ノリの割にはエンディングを丸投げしてくる。

 

対称的なのか作品賞を取った「ムーンライト」のほうも

なんか折に触れて刺さり方を考えさせられる。

 

考えると、いい対決だった、ムーンライトとラ・ラ・ランド

 

指原莉乃さんが感銘を受けた、ということは

彼女も同じような恋と夢に、想いを持っているのだろう。

 

なにかを得ればなにかを失うんだとしたら、

人間に「ベストエンディング」を感じ取る力なんてないんじゃないだろうか。

 

今あるものに足るを知る、今を感謝する、

つつましくも、ありふれた考えである。