続・コミケとはなんだ?!「情熱の時代」 #comike #コミケ #C92
まあ、参加もできないならば、ということで考察してみると、
コミケとは朝日新聞のデジタルで語られたように
(参加者の同人誌の売り子で)採算は合うわけではないが
それでも「表現したい」が結晶したもの、
と分析するのは簡単だが実態はさらに深いものだろう。
実存哲学を最近勉強しているので、それ風に言うと
「情熱のある時代」の産物だと思う。
それを採算やらなんやらと分別をつけると情熱のない、行動のない批判されるべき現代、となる。
ただの表現の場ではなく
歴史が作り、有志が作り上げてきた文化や品格が試され、楽しめるイベント。
こう考えるとただの「表現の場」とはまた違ってくる
ただ、コミケも広いので、情熱がどこにでもあるわけではなく偏在しているのだろう。
情熱の本当の意味が分からない限り
いつまでもどこまでも社会は水平化を促すだけの、生きる意味の薄まる時代となる。