半沢直樹ものまね「ダメ沢直樹」は人生を倍返しする「ポケットの中の闘争」〜最弱人生の変え方〜

半沢直樹など堺雅人さんのコスプレものまね芸人ウェルダン穂積が、金も時間もない最弱の人生を、アニメ、映画、読書、YOUTUBE、その全てでライフハックして人生を変えるために奮闘しています!

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映画「スターリンの葬送狂騒曲」が怖すぎる

 


独裁者、全体主義的なものがなぜ
起きるのか、いつも疑問であり、人民の幸せのカギを握ると思っているので
(家庭、組織、チーム、すべては構造の違いはあれど本質は同じ)


カンボジアのキリングフィールド、
ナチスのヒトラー、


ソ連の粛清もどんなものか、と興味があったので借りていた。


コメディだし、何で借りちゃったのかな~と(;'∀')
思いながら観てみたら


笑わせようとしてこない、冷酷な現実をバシバシ突きつけてくる感じが実によかった。

 


いやー、自分の人生の難易度いくつだよ、とか思っていても
この時代の生き残りに比べたら・・・・(゚Д゚;)


人生の難易度ウィザードクラス。


命がいくつあっても足りなくて粛清されるだろう。


結局スターリンも孤独な人で人を信じられない人なのだろう。
だから、粛清や全体主義がうまれる、その心の弱さの表れではないか?


全体的におもしろいんだけど、
最後、急に終わる。


がエンドロールで修正された無数の写真を誇張した演出がある。


それが、まさに今、芸能界でも(ツイッターなどで)行われているフェイク画像、ニュースと酷似しているから怖い。


僕たちはどれだけの真実を葬り、偽りを信じているのだろう?


登場人物は誰もが、会話の中で自分たちの仲間が連れていかれて処刑されたかを根に持っている(この映画の圧倒的特徴)
だからずーーっとある意味愚痴っている。


信仰の様に「同志スターリン」と言葉が出るが、
それにいかほどの本質が宿っているのだろう。


コメディとなっているのでこちら側が考える余地が凄ーく大きいのがこの映画の良い特徴。
テイストはダークなのに途中から妙に笑えてくる(きっと必至だからなのだろう)