本当の英雄
世界一受けたい授業ってあんなに深イイ話だったっけ?
と思うほどすごいSPの一幕があった。
健康法や勉強方のSPだったのだけど最後だけ特別授業で
アンストッパブルという映画の元になった
暴走列車をとめた英雄がスタジオにきてお話をした。
「さすがデンゼル・ワシントンでした。
僕たちの給料の何千倍ももらっているだけのことはありますよ」
といきなり毒全開だったのはなぜか?
そこに真実の姿があった。
最後に祝福される英雄も現実はもっともっと地味なもので
早くいつもの仕事に戻りたい、という想いだけだった。
そして変わらない真実が友の家族への愛と、自分の妻への愛だった。
作り物の映画と現実のギャップを捉えた
すごい授業だった。
夢や名誉というものよりものよりも
家族というもののなんと重たいことか。
=告知(お笑い・ボランティ活動・書籍など)=
「愛や夢」を大切に思うこと。
日本のサブカルチャーが熱病から醒めたドン・キホーテのように虚しいニ
ヒリズムに覆われないためにリアルに打ち勝たなければいけない。
無数の解釈から、ひとつの願いを語る勝手を少しだけ許していただきたい。(「たかがアキバ、されど秋葉原」より抜粋)