ドラマ宮本武蔵がおもろいで~「生きる強さ、生きる弱さ、その先に敗者はいない」 #tvasahi
木村拓哉主演の二夜連続の長丁場
原作が好きだったから、か自らの本質に触れるようでとてつもなく魂が揺さぶられた。
宮本武蔵と
佐々木小次郎が強すぎてかっこよすぎる
ゲームみたいなシーンもあったが、あれもイメージで捉えれば
泥臭くも描かれてて
なんとなく伝わってくる。
強すぎる武蔵は、弱くなることを諭される
閉ざされた仕官への道、不遇。
最後に刀を取り
小次郎と戦う
そこで沢庵和尚(香川照之)の台詞
「この二人の戦いは人類全体に意味がある
限界の先になにがあるか、
人類全体の可能性を広げる意味があるのかもしれん」
だから個人の命をかけた日々の戦いとは違った意味を持つのだという。
最後
有名な鞘を捨てる小次郎のシーンでは
「小次郎敗れたり!」とは言わない。
その逆。
敗れた小次郎の刀を鞘へ戻すのだ。
この意味。
うーーん、深い。
人の生き方に、美学や、求道などあるのだろうか?
それが人の可能性というものか。
幸せの、ほかの生き方。
その外の在り方。
まさに、可能性、である。
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