そうか！富野監督の言いたいこと・・・ #Gレコ

Ｇのレコンギスタ

通称Ｇレコが

すごい。

喜んだ拍子に頭をぶつける描写が散見される。

感謝を表した瞬間の心の動き。

この生々しさを描いている。

つまり新しい風という

独特の喋り方でナマる

ステア操舵手

この英語ナマり・・・

つまり多様な人間がいて多様な言葉の形がある

世界の厚みを人間の生の厚みを言いたいのだろう。

だから富野さんは固定化している声優の演技に

苦言を呈したりした。

ただそれはいい悪いではなく、

文化のながれの　揺らぎなのだろう。

僕は思う。

前に「富野監督がひとつだけ間違っていること」

と言いかけたが、それは

彼はオールドタイプや古い人間などではないという

こと。

この作品の感覚はまったく新鮮であり、

完全に新しい息吹を与えているということ。

ニュータイプ論は間違いだ、

ガンダムばかりに固執してはいけない、という

観念さえも富野さんは乗り越えて

理解しようとし受け入れた。

「恋を知ったんだ。誰が死ぬもんか！」

出撃時のベルリ・ゼナムの台詞。

うーーん、深く潔い台詞。

本当にこのＧレコはいいと思う。