半沢直樹ものまね「ダメ沢直樹」は人生を倍返しする「ポケットの中の闘争」〜最弱人生の変え方〜

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映画「ジョーカー」考えさせられる本当の理由

とにかく周りの
感想が飛び抜けていて、これは観なくてはいけない、という衝撃作だという映画「ジョーカー」
 
遅ればせながら、無理して観てきました。
 
新作を抑えて、まだ興行成績を1位にしていたり、
「R指定作品として世界一位」を塗り替えたとなれば、それはすごい。

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(写真)オフィシャルサイトより
単純な感想を言うと
ハードルをマックスまであげて観た場合
 
70点くらいな気がする。
 
ただ、とてつもなく印象的な部分があり、
 
「考えさせられる」に二つの意味があることがわかった。
 
普通、考えさせられますよ!という
作品の場合、社会問題や人間の心理、幸せなどについて考察したりすること、だと思う。
 
ただ、このジョーカーの場合顕著なのは
印象的なシーンが、まるで口ずさんでしまうメロディーのようにリフレインして、頭から離れない、考えてしまう、ということだ。
 
これは結構な驚き。
もっとわかりやすく、いうと
このサイトのレビューがもう、マニアックな詳細や、社会事象を取り上げて解説しているが、遠まわしに「空虚」「からっぽ」のような評価をしているのは、やっぱり凶行について納得がいっていないからなのだろう。
 
理性的な人間ならば、やっぱり凶行について一ミリも同情してはいけないのかもしれない。
 
結局は漫画チックな誇張があることに人間の真実を抉り出すこととは違和感を持つのだろう。
 
ただ、誇張や嘘があるから、虚構だから、
それが心に響かない、もしくは本質ではない、とは言えない。
 
そもそも悪役「ジョーカー」が
映画「ダークナイト」(こちらもジョーカーの話でバットマンとの対決)
 
でも描かれたように人間の心にうごめく残酷を突きつけてくるキャラクターなのだから、
 
憎い。
 
その観点も入れるととんでもなく良い映画であり
 
僕は確実に
「映画館まで行って観に行ってよかった」と思った。
 
ただ、釘を刺しておきたいのは
絶対的にジョーカーは正しくない。
(当然、そんなことはわかって作っているのは暗示されているけれど、迫ってくるものがある)
それをどうしても論じたくなるのが大人というもの。
 
意外とウィキペディアにも全編の内容が書いてあるけれど、端的にポイントをまとめないと語れない。
 
そしてネタバレありでも内容に触れないとこれまた、なんの釘も刺せない。
 
次回『ネタバレありでも考えて欲しい。映画「ジョーカー」にみる優しさとは何なのか?』に続く