やっぱり紺野ぶるまさんが一番おもしろかったことを説明したい
THE W女芸人NO1決定戦
優勝したゆりやんさんは陽が射すから置いておくとして
一回戦で敗れた「紺野ぶるま」さんのネタが秀逸だったことをあえて説明したくなりました。
本当に面白いネタっていうのは「背後にあるリアリティ」もしくは「リアリティの背後にあるもの」とい要素がある気がする。
前にR1ぐらんぷりの決勝でチュートリアルの徳井さんがやった
「世の中には危ない人がたくさんいます!」と説教しているんだけど
頭にパンティ被ったまま、というのが死ぬほどおもしろくて
僕は、ああ、やられた、というくらい真を突いていたと感じました。
それと同じ感じがするのが紺野ぶるまさんの「浮気したけどその健気な言い訳がずーっとズレている」というのがめちゃめちゃ面白かった。
彼氏の他意のない一部の面だけが引っかかってずっと捨てないで欲しいと言い続ける女が普通なのだけれど、その「一部の面」がただ「住んでるところが新宿に近いから便がいい」ただそれだけを言い続ける感じ、ズレ具合が絶妙。
こういうお笑いを説明するのはどう考えても野暮ですが、とても引っかかった。次第でした。
あー、やっぱり容姿の自虐のネタでほとんど来るのかな~と思ってみたら、いい意味で裏切られたすごい戦いでした。
牧野ステテコさんのポールが斜めになったり動きのキレの絶妙なクオリティの低さがもうハマる。アホさ加減では断トツ一番。