Fateは別格「フェイトは文学だ」の意味。「Fate/Apocrypha」
フェイトフェイトと
ゲームやらアニメやらたくさんあって。
昔からフェイトは別格扱いされていたり
「フェイトは文学だ」などと言われたりしていた。
僕もフェイトゼロというので、ああ確かにこれは別格だ、と
思ったけれど、このシリーズとはだいぶご無沙汰していて
お正月の「フェイトアポクリファ」一気見放送を見た(普通に見たら12時間(;^_^A
最近哲学書や思想書などに触れているのでよけいにそう思うけれど
フェイトという作品は
人の願いを叶える願望器をみんなで奪いあいますが、そこで願いの果てに
本当に求めていたものを知る物語であります。
なので人間の核心に迫る思想のようなものがある。
なので文学、だったり別格だ、と思わされるのだ、と思った。
ガンダムも宇宙やニュータイプ理論があり、エヴァも歴史とファンの解釈から独自の
哲学や思想のようなものが構築されていて他の作品とは明らかに違う空気があったりする。
るろうに剣心も「逆刃刀(さかばとう)」という刃が逆さについて人殺しの道具なのに人を殺せないという
自己矛盾がテーマになっています。
「Fate/Apocrypha」フェイトアポクリファ
タイトルも妙にややこしいし、
登場人物もとても多くややこしい。
物語が収束するのはだいぶ後半になる。
さらに残酷なシーンばかりで、いったいアニメはなにを描きたいのだ、と心配だったけれど、
後半、押し切ったパワーがすごかった。
切り裂きジャックがなぜか露出の高い少女であった意味もなんか無理やり納得させられる(;^_^A
『だけどようやく分かった。父上は星に輝く宝石を求めたんじゃない。道端に転がる石を慈しむ為に王になったんだ』(モードレッド)
フェイトとは運命という意味でデスティニーは大いなる偉大な結末を予感させる運命で、
フェイトはどちらかというと人の力では避けられない悲劇的な含みがある、という。