M1グランプリ暴言炎上で本当に大切なこと「これでいいのだろうか」
なんだか大きな事件になろうとしている
番組後にネット配信で審査員に暴言を吐いた
とろサーモン久保田さんとスーパーマラドーナ武智さんが
干されるなどと、言われている。
こんな大袈裟なことで良いのだろうか?
更年期障害という発言をしたのが間違いだと思うが
それを専門家の言葉まで持ち出して「更年期障害で苦しむ人にたいして」どうのこうの・・・
これはNHKの「バリバラ」などを見ていればわかるが
本当に苦しむ人はそんなことで傷つくだろうか?
こういう言葉がさらっとでる風潮などに対して警鐘を鳴らすのならわかるが
袋叩きでなんとでもいえる状態に持ちだす論点だろうか?
社会・システム・側がこんな対処でいいのだろうか?(この場合のポイントの一つはこのシステムが一人の人間を対象にして言われたこと)
キリスト教の石を投げたものが、心の中で罪を犯したことがないか問われて黙るのと同じように
どうして石をそんなに簡単に投げれるのだろうか。
「点数一点で人生が変わる」
と語る最も恐れている断罪を、本当にやろうというのだろうか?
もちろん、暴言は良くない。
それは指摘されたところで、都度都度、直していけばよい。
上沼恵美子さんが怒るのは当たり前。
なぜ始めから全員完璧な聖人を求められるのか?
こうして醸造される社会は開かれたものになるのだろうか?
(なるわけがない。言葉は少なくなるだろう)
久保田さんのクズっぷりをさんざん絶賛してそれから生まれた笑いを喜びながら
なぜここにきて器用なことを求めるのだろう。
擁護も弁護もするつもりはないが社会やシステムというのが突然よってたかって人を断罪
するのは誤りにもほどがある。
「感情で人の人生を変えるな」と語る久保田さんがあんまりに不憫。
言葉は貧しかったものの、これで良いのだろうか?
松本人志さんの発言まで注目されているが、あの伝説の教師にはきっと見えているはずだと思いたい。