NHK大河ドラマ「いだてん」は超面白いよ
ピエール瀧さんの件でよけいに風当たりが強いですが、
溜まっていたのを一気見したら超おもしろかった。
見所が難しい。
時間軸を行ったり来たりするのが嫌がられたが、
これ最近だと、行ったり来たりして同じ事件をなぞってくれる分、忘れていても入ってくる。
戦国武将のようにいろんなことが起こるわけではないから、近代日本の時代の熱を感じるのが大事。
「ストックホルムの悲劇」と呼ばれる
ラザロ選手がマラソンで熱中症で亡くなるという事件。
凄まじい。
私もあっちの道に行っていたら・・・と
日本人の金栗四三(かなくりしそう)が語る。
この人、真面目すぎるのだけれど、だんだんそれが可笑しく思えてくる。
西洋人はこんな暮らしをしてるのか!
負けてたまるか!
と日本の誇りを背負い、負けないように奮闘する精神の汪溢していた時代。
未踏の大地がまだまだたくさん見えていた時代(今も未踏の大地はたくさんあるんだけれど)
走る金栗四三は実写「銀魂」の
近藤局長にしか見えないが(ふんどし一丁)
役所広司だけで飯が食えるんで、
おススメ。
(いつ陸王ができるんだろう( ̄▽ ̄;)
哲学の「無知の知」などなくても
知らないことを知っていた時代。
現代はなぜ知らないことを知っている気になっているのだろう。
わたしにはなにもわからない。
「いだてん」はいいドラマだということの他は(なんだそれ( ;´Д`)