ついに真田太平記読了!感無量・・・(;'∀')?
全部で12巻もあったから5日で一冊読んでも60日かかるという、
いままでで一番大変だったような(^▽^;)
やはり真田の物語は難解で
途中から、あれ?これ・・・・絶対、真田、報われないよね。
あれだけ徳川に削られて、一花咲かしたところで、
カタルシスみたいなものはないのではないか?と不安になる・・・・
そして案の定・・・・
そこにあるものはなにか?
長い長いお話、ですが真田はちょうど織田、豊臣、からの関ヶ原、
その後までをまたぐ時代をみる・・・・
苦心惨憺の末、最後まで主役にはなれないものの、
夢のまた夢、
戦国ならではの、
あっけなく短い人の一生「夢」がみられる。
情熱は良いものだけれど、それが叶うとて叶わぬとて、
人の一生は儚い、
ながーく引っ張ってきた登場人物がいきなりふぁーっと死んだり、
お前はまだ生きるのか(;'∀')というやつがいたり、
史実もあるので、結局、納得のいかない不遇に苛まれるものも多い。
普通に物語だとしたらクライマックスに向けてのボルテージを削ぐものがたくさん出てくるので
変なお話にも思える。
(それが歴史ものの複雑性がみせる良いところか)
長い旅路のような読書体験でした