仮面ライダーウィザード「今を生きる」
と、いうわけで仮面ライダーを次々とみていく企画。
さあ鎧武(ガイム)の後は「ウィザード」をみました。
こちらは魔法使い、がライダーということで絶望に陥るひとを
俺が最後の希望だ、と救っていく話。
自分の娘を救うために賢者の石に手を伸ばす。
この辺りのテーマは鎧武に比べるとスケールが小さい(;'∀')
ただ、ライダーのフォルムと立ち振る舞いがカッコいいのと
ライダー史上一番強いんじゃないか、と思う。
空飛べる、分身できる、水になれる、火を出せる、無敵( ゚Д゚)
途中参戦ライダー「ビースト」が出てくるとがぜんおもしろくなり
彼は「ピンチはチャンス」と常に前を向いて生きる。
ずーっとライダーを見ていると
お決まりのパート分けができていて
後半は怪人との戦いになる。
「ここからは俺たちの出番だ」
と前半で勇気を振り絞って立ち向かう人間が描かれ後半は変身したライダーにしかできない
怪人(この場合ファントム)退治を行う。
結局仮面ライダーは同じメッセージを何度も何度も叩きつける、それ以上でもそれ以下でもないのかもしれない。
そのほかは時代を反映した遊びや揺らぎの部分。
過去の栄光があるために今を生きれない人間に対して
「今を生きるんだ」というメッセージ
このウィザード、絶望を乗り越える、という意味で東日本大震災を意識している、のだという。
今を生きる勇気、
オーソドックスなテーマは
それをはっきりと浮かび上がらせる。