週刊SPAは相変わらず為になるが。
麻原彰晃の死刑の報道
殺人集団のやったことを考えれば極刑は当然、
だが、公開処刑ではない。人権はあるんだ、というコラム。
新幹線のナタ男に立ち向かった男性の死を悼み、自分ならそれができるか?と問いかけるよしりんのゴーマニズム宣言
SPAはとにかく刺激的だ。
人生ずっと女に困らない、のようなあまりに露骨な特集もSPAの特徴で面白いのだけれど、概念の一面化は持つものと持たざる者だけの世界を映す。
成熟した精神性、という概念がない限り、それは不毛な世界と言わざるを得ない。
あの雑誌の中でそれさえも取り入れられたら良いのだけれど。
かつてガンダム専門誌ガンダムエースの中で富野さんがガンダムを批判しまくって警鐘を鳴らしていたのがすごいと思った。歴史と関わる人の情熱で監督もいろいろ考え方を変えながら今に至る。
批判的視点を持つ、というのはとても勇気のいることだと思う。