香気のある思想哲学。司馬遼太郎の表現
最近、ばかばか本を買ってしまい。
読んではいるものの、本代がかさみそう。
なので、ずっと止まっている「飛ぶが如く」を読んでしまいたい。
ちょうど西郷隆盛の話なので
大河ドラマと近い。
やはり司馬遼太郎さんの表現はとても的確で
思想哲学に「香気」がある、という表現がとても印象に残った。
確かに、色気、だか香気、だか同じような生き方や台詞、言葉、でも
ついていきたくなるようなものにはきっと
香気があるのだろう。
理想をきれいごと、と片づけたり
志というものを軽んじたり、
するよりも侍の生きざまや思想になんとなく惹かれるのはそんな香気があるからなのだ、と
納得した。