アイドルの概念をついに理解した
アイドル。
それに熱狂するもの
アイドルとは「無駄」の意もあるように
言ってしまえば飾られたものである。
アイドルと言って浮かぶのはいつもガンダムF91の鉄仮面のセリフ
「アイドルになってはくれまいか」
民衆はアイドルを必要とする。だがそれはどんな感情なのか?
尾崎豊みたいな本質とか真実をいれてきた僕は正直感覚として理解していなかった。頭ではわかるが
フワッとして浮かんでいる概念でしかなかった。
アイドルとは簡潔に言えば「優しい嘘」「ロマン」である。
それを虚飾だと切り捨てることはあまりに安易である。
例えば「あなたのハートを狙い撃ち」みたいな歌があるとする。
この場合、それを言われてメロメロになるのではなく、
そう言っていること、そのもの、その存在が「愛らしいこと」が重要なのだ。
ここを変な恋愛対象だとかという野暮な魂で考えると永遠に理解できない。
と、これを聞かされたところでわからないと思うが「カワイイ」という一言で落とし込みがちなことが理解を遠ざけている。
これは男がロックを歌って「おー!」となるのと方向は違うが同じ感覚で
その優しいロマンがカッコいいのだ。
きっと「美」やイデアというものに近いのだと思う。
それがハッキリと急に理解できて驚いた。今までも掠ってはいたと思うがかすっているに過ぎなかった。
みなさんが
見事な嘘に出会えることを願う
「おーー!」と言っている群衆の一人になることに関してまだ
我が強いのか、なれる、なれない、ではないしにもう少しの考察がいる。