カズオ・イシグロの小説読み終わりました!
「私をはなさないで」
が泣ける、ということで読みましたが・・・・
うーん、なんとも文学チックでして
名だたる名文学(とりわけ海外文学)、というものを読み終えたときによくある、
お、おお・・・終わりなのか・・・。という
キツネにつままれたような感じになりました(;´∀`)
このテーマの静かな描き方は、後から考えてしみじみ来るものなのかもしれない。
ただNHKでやってた
カズオ・イシグロさんの講義はすんごくためになった。
小説、の意味を
自分の気持ち、景色、を永遠に保存する方法、としていた。
フィクションであるからこそ、自分の世界をそのまま自由に留めることができるのだ。
本気で書きたいものを書いた場合、それはリアリティのある心というものになる。
さらに自分の書きたいテーマは時や場所の設定を変えても
伝えることができる、という発見をした、という。
ノーベル文学賞作家は伊達じゃない(*´ω`)