「仮面ライダー鎧武(ガイム)本当の強さとは?」
イヤー本当におもしろいこの仮面ライダー鎧武
なにがすごいかって、哲学的に強さ、という概念を突き詰めていくことで話が進む。
「相手から奪う力」
これも強さ
「苦しい人生でありながら立ち上がること」これも強さ
そして最初にゲームだったものが死ぬかもしれないことで
怯えた主人公のコウタは再び変身する。
「それを見て誰かが奮い立つこと、それが本当の強さ」
という答えにたどり着く
始めは
「何か凄いことできると思ったんだけどなー。」
とベルトで変身してバイトしたりするところがリアルで切り口がすごい。
そして段階的にどんどんテーマが発展していくシナリオがすごい
もう、さすが虚淵玄としか言いようがない。
次に
「まだ何もしていない」と化け物になってしまった人間に対して同情を寄せる、。
「見た目は人間でも、やっていることはバケモノじゃないか!」
と非情な人間に対してつっかかる。
こうして鎧武の話はどんどん進み、とてつもない展開を迎える。
最後までみたけれど、もうテレビシリーズなのがもったいないくらいの話。
(テレビシリーズだといっぺんに入ってこなくて着いてこれない場合が多いので)
次回「仮面ライダー鎧武、はおそらく最高傑作~そしてキリストとなる~」に続く