映画「メアリと魔女の花」はなにを伝えようというのだろう。よくわからんけど泣ける
事前情報を入れずに観た。
天海祐希さんと佐藤二郎さんと小日向文雄さんの声はわかった(*'▽')
で、結局、魔法の設定や世界観などいろいろあるけど
なんだかあってもなかってもよかったんじゃなかろうか?というよくわからない設定だった気がした。
結局のところ何を伝えたいのか、、、、
思わずもらい泣きというか反射的に涙が出てしまうのが
純真、というもの。
人間が決意した瞬間の、あの表情、自分の身を省みずに決意する瞬間の美しさは
涙するしかない、気がする。
結局は架空の魔法でも素敵な世界でもなんでもなく
伝えたいのは誰の胸の中にもある、あの純真だったのではないだろうか、と思った。
エンドロールで流れるSEKAI NO OWARIの
「RAIN」という歌で最後にダメ押しの泣き・・・・
虹のかかる空には 雨が降っていたんだ、
というなんと素敵な言葉。
その雨が、草木を育てていた、、、つまり消えてしまう虹の美しさの裏に
世界を育む雨の日があったんだよーという歌が実によかった。
アリエッティもマーニーもすごく泣けるけど
この作品にも泣いてしまった。
う~ん、エンドロールの感謝「宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫」にも
すごく感慨深いものがある。
公開当時、子供に観て欲しい、とか子供の感想が聞きたい、という声が多かったけれど
大人にとっても十分感じ入るものは得られると思う。
純真は子供だけのものではない(個人的考え)
↑ここかなり重要。