やっぱ映画「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」がすごかった
去年劇場で観たものがTVで放送。
二回目のほうが面白いのが不思議
とりわけ後半の特殊な編集に免疫があるので
ストレスなく見れる。
回想編について
「今は君に(視聴者)話したくない・・・」
といきなりレントンに突き放されたら、なんで!?となるのは当たり前。
ただでさえ前半に親父「アドロック」の凄まじい生き様と想いが突きつけられるのだから。
普通の物語の流れなら、生意気な主人公が親の意志を知っていくという流れだから
セオリーからしたら全部おかしな感じになっている特殊な映画
でも改めてチャールズとレイの愛に溢れる言葉を聞くと
ここに焦点を当ててしつこいくらい愛を見せつけられるのもいいものだ、と思う。
家庭とは帰ってきていい場所。子供は大人に気を使わなくていい。
家族のありかたを考えさせられる。(対比されるホランドとゲッコー号があんまりな感じはする(;'∀')
ある意味「家庭と職場」なのかもね。
単なる総集編はテレビ特別版ででも作ればいいわけで(かつてガンダムSEEDでありましたが)
これはこれで不親切だけど良いのかも。
「この世の中、いつだって気持ちよくなった方の勝ちなのさ」(チャールズ)
大人で余裕のある台詞。
過去の戦いで子供を産めなくなってしまっているレイがレントンを愛する気持ちなどの
関係性もとても切ない
それにしても前半の作画が凄まじい。
(やはりあの前半だけでもおつりがくるくらい観る価値があった気がした)
とにかく一瞬も目が離せない。
世界が終わってしまおうとしている感じが実によく出ている
世界中の都市から「サヨナラ」が打電されています!
ヤバい(;´∀`)
アドロック(親父)がガンダムのアムロの声優「古谷徹」さんであるところも意味深すぎるし
主題歌が尾崎豊の息子「尾崎裕哉」さんであるところも意味深。
まがい物でも世界を救おうとしたものたちの
生き様と答えは、次に何を紡ぐのか、
次作「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が楽しみ。
タイトルのナンバリングなども含めて試行錯誤しながら作っている感じがすごくにじみ出ている、
さあ、どうなる。