須藤凜々花に花束を
AKB総選挙20位のりりぽんこと須藤凜々花さんが結婚発表!
と、いうことでまだまだりりぽん結婚騒動が荒れてます。
AKBファンでお馴染みの小林よしのりさんまで
かなりお怒りで、
次は妊娠、離婚発表だぞ!
とまくし立てる。
これ、争点によってかなり哲学者になりたいりりぽんらしい着地になれるのではないだろうか?
まず大事なのが「ファンの気持ち」これは夢をみせるプロとしては
ガッカリされかねない。求めていないものだろう。
これはミッキーは人前で着ぐるみとらんのやで・・・の声に集約される。
次に「メンバーへの裏切り」という点。これ、
「AKBは恋愛禁止である」
ということを
改めて聞くと、たしかに規律違反をどうどうしたことになる。
いや、突発的にしたんじゃない、していたんだ。
それを想うと、あの発表の瞬間のまゆゆの、人は見た目が100%の桐谷美玲さんのような、なにしてくれてんねん!という顔もわかる(;’∀’)
僕は一視聴者としては、こういう驚きも含めてのAKBだと思うし、ただおめでとう!と思う。決して台無しになったわけではなかったから他のメンバーのスピーチで泣いたりできた。むしろ、りりぽん批判にスピーチを費やさなくていいのに(;'∀')と思った。
ではアイドルの個として
神は死んだ、(幻想は死んだ)のが横行している時代に、あの発言をして自分の本音をぶちまけたとして、なにか一石を投じたという意味ではとても深いのではないか?という見方。
掟はあるが、恋はいつでもハリケーン、とワンピースのサンジがいうように、そういうものなのだ。
なんでもあり、とすれば小林よしのりさんのいうように本当になんでもありになってしまう。でも、妊娠だ、離婚だ、とかあまりに卑下した見方もどうだろう。
じゃあ結婚することを隠して、心の中で一番大きなものを報告もせずに仮面を被るのがアイドルなのだろうか?(この場合すでに規律は破っているが)
ファンはアイドルに恋愛を禁止することを望んでいるのか?
厳しい条件の中で切磋琢磨するからこそ光る宝石かもしれないが、
1人の人間が決意して幸せを手にしようとするときに
「おめでとう」も言えない、それでいいのだろうか?
僕は説教するにしても、なんにしても
まず「おめでとう」そして最後に「おめでとう」ではないか、と思う。
(あくまで僕は)
アイドルとはなんだろう?
これ闇金ウシジマくん2に出てくるんだけど、
凄まじい額のお金を使ったお客さんに対して夢をみせれなくなったらホストおしまいね!
というくだりがある。
じゃあ、アイドルってAKBってそういう存在なのか?
AKBって、アイドルってなんだろう?と思わせられる。
これはなかなか哲学的課題なのではないだろうか?
りりぽん、図らずも哲学者としての道を歩むのか・・・・・
なにはともあれ、おめでとう!
文春のスクープの前に、とか詮索や分析はそれほど必要ないように思える。
どう、昇華すれば今後のAKBにファンに、世論に響くか、を考える良い機会ではないだろうか。