仮面ライダーがなんなのかわかった気がする「仮面ライダーW,ちゃちな嘘」」
と、いうことで「仮面ライダーW」を観てみたら驚いた。
「菅田将暉(すだまさき)神田正輝じゃないよ(・_・;」
が出てた。
お、おおお、銀魂の新八じゃあないか!!
昔序盤だけ見たとき、あのフィリップの髪型とライダーがあまりにスタイリッシュにライダーキックを打つのに抵抗があったというのに・・・
そう、「仮面ライダーとは新人が世に出る出世作として成長を楽しむ、もしくは遡って感慨に浸る、という側面もある」のだ、ということに気づいた。
ゲスト出演など、映画とは違い長丁場の作品はこうした「揺らぎ」を楽しむことに意義がある。
そして仮面ライダーの正義。
この「W」はハードボイルドに憧れる探偵が主役、なのだけど「ハーフボイルド」と呼ばれる半端でクールになりきれないのが左翔太郎(ひだりしょうたろう)
父を亡くした娘が、仮面の騎士と聞いていた仮面ライダーを父親と思い込む、
それを演じなくてはいけなくなったライダーにフィリップは言う。
「ちゃちな嘘をつくからだ」
仮面ライダーとは「正義というちゃちな嘘をつく、ことの辻褄を合わせるハーフボイルド」なのだ、と思う。
仮面ライダーは大事だ。
仮面ライダーへの愛が醸造していて
調べるとすぐに「W」は半分がライダーブラックをモチーフに半分が初代ライダーへの回帰(マフラーも復帰)が意味されていることがわかる。
いや〜仮面ライダーって本当にいいものですね。