敵か味方か、哲学者ニーチェ(;'∀')
ずっと前からニーチェは知っているし本も読んだことがあるけれど
詩人だけれどすごく攻撃的で偉そう(;'∀')
な印象だった
あらためて本を読んでみると、
どうにもこうにもキリスト教のやってきた
弱者のための道徳が大嫌いなようで
神は死んだ、が生ぬるく聞こえるくらいの毒を吐きまくっている
この人は、敵なのか味方なのか?
共感できるのかできないのか、くるくる読んでいると変わるようだ
「力への意志」というカッコイイ言葉(ゲームのサブタイトルにもなったね)
があるが
ようするに力を求めることをなぜ恐れる、それは退歩であり
言葉の中の誤謬や誘惑にひかれて「力は力であり、行為は行為であり、それをごまかす
道徳はいけない」と言っているようである
キリスト教を「価値観をまるまる転倒させたもの」として捉えるとらえかたはとてもわかりやすい。
高貴なる道徳こそ大事であり、
ルサンチマンで化膿した恨みなどそこにはない、という
ニーチェのイメージはあるが
実際に文章に触れるとその荒々しい攻撃性がとにかく目につく
ただなんとなく超人すぎて、すごすぎて、
現実に引きつけた実践的なものと多少離れているような気もする。
(だからこそ、位置的に高い観念の誤謬を打ち払おうとするのだろう)
神が死んだら、奇跡も魔法もないのだろうか。
嘘だといってよフリードリヒ・ニーチェ