僕たちはどう生きるべきだったのか
いやー、「君たちはどう生きるか」
は良い本だ。
中高生に一番読んで欲しい本なのはとにかくわかる。
けれど、これ忘れたころに大人が一番読んだ方がいいんじゃないだろうか。
幼いころに
人に対して弱者に対して、貧しさに対して
おごることなく、高ぶることなく
素直な心で接すること
大人になって処方した方がよいことがたくさんある。
・・・それにしても
老病死を免れない人間。
大人になって今思う。
僕たちはどう生きるべきだったのか?
ありのまま、自分らしく生きる、
そんな悔いのない居場所があるだろうか。
少なくとも心の中にそれを灯すことができるのだとしたら、
まだ救いはある。