半沢直樹ものまね「ダメ沢直樹」は人生を倍返しする「ポケットの中の闘争」〜最弱人生の変え方〜

半沢直樹など堺雅人さんのコスプレものまね芸人ウェルダン穂積が、金も時間もない最弱の人生を、アニメ、映画、読書、YOUTUBE、その全てでライフハックして人生を変えるために奮闘しています!

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ボヘミアンラプソディをついに観た!己を決めるもの

意外とシンプルにラスト付近までは運んで行って
ああ、こんな感じか、と思ったけれど
ラストのライブ前からエンディングまでは怒涛の
 
力強さがあって涙した。
 
 
今だにアンコール上映してるとこあるよ!!(゚Д゚;)
 
 
僕の様に詳しくなくても
クイーンの曲は有名なものがあり聞き覚えがある
 
「ママ~」で始まる曲が「ボヘミアンラプソディ」であり
 
歌詞がシリアスで真に迫る。
 
人を殺してしまい人生を始めから台無しにしてしまい、
それでも母を想い、僕はいなかったこととして生きて欲しい、でも死にたくない
という、
 
答えも救済もないけれど、人間の立脚点を伝えるもの。として聞こえた
(劇中の曲よりオリジナルはだいぶ長い)
 
ゲイであることもHIVに感染するのも有名な話だけれど
 
同情はいらない、
俺が何者であるかは俺が決める!
歌声で空に穴をあける!と意気込む姿がパワフル。
(普通、人を決めるのは他者だ、というがそれとは逆の進んだ答えであり哲学)
 
愛する人との決別、薬物、メンバーとの別れ、そのすべてを経たうえでの
言葉だからとてもパワフルで説得力があり、歌も重なってすさまじいパワーとなる。
 
そして厳格な親父が繰り返す小言とリンクして繋がるあたり、とてつもなくシンプルで強いメッセージがあった。
 
すべてのものには死が訪れる、ハンマーが振り下ろされる
だから時間がないんだ、という歌詞の歌(ハマー・トゥ・フォール)がどうにも尾崎豊が思い出されて
 
ロックンロールの哲学が感じられた。
逃れられないくだらないルールの中で生きねばならない人間は、本来とてもパワフルなものであることを思い起こさせる。
 
 
それにしてもラストの「ライヴエイド」と呼ばれる超巨大なチャリティコンサート、
知れば知るほどおもしろい。「ウッドストックフェスティバル」」の再来とも呼ばれ、それもまた光と影というか
ドタバタした人間模様が刻まれている。
 
熱い時代のカルチャーの波は今どこにあるのだろう。
(ウッドストックのドキュメンタリー映画を借りてみました)